WAX(ワックス)の特徴|基本情報、購入方法、将来性とは

WAX(ワックス)の特徴|基本情報、購入方法、将来性とは

WAX(ワックス)は、時価総額ランキング73位のアルトコインの一つです。(2019年4月21日時点)

運営会社は、世界一のスキン(ゲーム内アイテム)取引サイト「OPSkins(オプスキンズ)

」となっており、その分散型取引プラットフォームとしてWAXが開発されました。

WAXは、「Ethereum(イーサリアム)」プラットフォーム上で発行されたトークンとなっています。

この記事では、WAXの基本的な特徴をまとめます。

WAX基本情報

通貨名(単位) WAX(WAX)
公開日 2017年10月5日
発行枚数上限 1,850,000,000枚
コンセンサスアルゴリズム DPoS (Delegated Proof of Stake)
規格 ERC20

WAXは、Worldwide Asset eXchange(ワールドワイド・アセット・エクスチェンジ)の略称で、単位もWAXとなっています。

公開日は2017年10月5日で、発行枚数上限は1,850,000,000枚です。

コンセンサスアルゴリズムには、DPoS (Delegated Proof of Stake)が採用されており、電力削減や承認速度が速いといったメリットがあります。

そして冒頭でもお伝えしました通り、「Ethereum」のプラットフォーム上で発行されているため、規格には「ERC20」が使用されています。

WAXの購入

WAXは現在、金融庁に許可された日本国内の仮想通貨取引所には上場していないため、購入することができません。(2019年4月21日現在)

ただし、海外の仮想通貨取引所「Bithumb(ビッサム)」などであれば、基軸通貨となる「BTC(ビットコイン)」や「ETH(イーサリアム)」を送金することで購入可能です。

WAXの特徴

WAXの特徴としましては、次のようなものが挙げられます。

  • 運営会社「OPSkins」
    OPSkins は、2015年に設立された世界最大のコンピューターゲームのバーチャル商品取引市場となっており、年間1億件以上もの取引が行われています。
    以前までOPSkinsでスキンを取引するには、法定通貨しか使用することができませんでしたが、OPSkins の創業者たちがWAXを開発したことによってWAXトークンでの取引が可能となり、誰でも簡単に取引ができるようになりました。
    また、WAXブロックチェーンによる分散化によって、高いセキュリティと手数料の削減が実現し、透明性の高い取引が行えるようになったのです。
  • 仮想アイテムのマーケットプレイス
    WAXは、「OPSkins」の創業者によって開発された仮想アイテムのマーケットプレイスとなっています。
    マーケットプレイスとは、電子市場のことを指し、売り手と買い手が自由に参加できるインターネット上の取引市場のことをいいます。
    前述の通り、WAXを開発したことによって誰でも簡単に取引ができるようになり、透明性の高い取引が可能となりました。
    また、このマーケットプレイスは出品者と購入者を直接つなぐことで、低コストもしくはゼロコストでの仮想アイテムの取引が可能となりました。
    身近なもので例えるならば、「メルカリ」や「ヤフオク」といった仕組みにブロックチェーン技術を取り入れた仮想アイテム専用のプラットフォームと考えてもらうといいでしょう。
  • WAXによる分散型マーケットの利点
    これまでの「OPSkins」のような大規模なプラットフォームでの取引は、マーケットの集中化によって制限がかかっていました。
    そこでWAXによる分散型マーケットを採用することによって、全ての「売り手」と「買い手」が自由な取引が可能となり、売買を行う店舗まで設定することができるようになったのです。
    これにより「OPSkins」を使用するユーザである「買い手」や「売り手」、「トレーダー」、「起業家」たちが数回のクリックだけで店舗を設定し、商品を公開するための店舗にかかる経費を大幅に削減することが可能となっています。
    今後WAXによる分散型マーケットを提供することによって、総市場規模が30~500億ドル増加すると予想されており、爆発的な成長を遂げる可能性が見込まれています。

2019年6月30日メインネットローンチ

WAXは、2019年6月30日にメインネットとプロトコルトークンをローンチすることを発表いたしました。

メインネットが無事ローンチとなれば、世界初の電子商取引ブロックチェーンとなります。

そしてこのメインネットはEOS(イオス)からハードフォークさせて作成し、EOSのコードと基本設計を元に改良されるようです。

また、今回プロトコルトークンが発行されることによって、ユーザが通貨として使用することが可能となり、賭け事や投票、ギルドへの参加にも使用することができます。

そしてより迅速な取引とコスト削減を可能にし、安全な取引ができるようにセキュリティ面を重視したものとなっています。

WAXの将来性とは

WAXは、以前に「SALT」との提携でキャッシュローンの担保として承認されていることもあり、安全面でも信頼できる通貨とされています。

そして今回のメインネットローンチにより、さらに安全面が強化されたものとなりますので、より多くのユーザ獲得につながるのではないでしょうか。

また、販売や収集、ギルドなどのWAXエコシステムといった素晴らしいサービスもありますので、今後の動向に注目です。