NEM(ネム)の特徴|基本情報、購入方法、将来性とは

NEM(ネム)の特徴|基本情報、購入方法、将来性とは

NEMは時価総額ランキングが20位といった上位のアルトコインです。(2019年4月6日時点)

NEMとは、New Economy Movement」の略称で「新しい経済運動」を意味し、2017年3月からはシンガポールで設立された財団法人のNEM.io財団」がNEMの開発を支えています。

過去には「コインチェックNEM流出事件」で一躍有名となったNEMですが、現在では新しい開発などが進んでいることから非常に良い意味で注目を集めているアルトコインの一つです。

この記事では、NEMの基本的な特徴をまとめます。

NEMの基本情報

通貨名と単位 NEM(XEM)
公開日 2015年3月31日
発行枚数上限 8,999,999,999XEM
コンセンサスアルゴリズム PoI

NEMの単位はXEM(ゼム)です。

公開日は2015年3月31日で、発行枚数上限は8,999,999,999XEMとなっており、既に全ての通貨が発行済みとなっています。

コンセンサスアルゴリズムには、NEM独自の「PoI(プルーフ・オブ・インポータンス)」を採用しています。

NEMの購入

NEMは、国内取引所の「DMM Bitcoin(DMMビットコイン)」「Zaif(ザイフ)」等で購入することが可能です。

また、2018年11月12日からは冒頭でお伝えしたNEM流出事件のcoincheck(コインチェック)でも再び購入ができるようになりました。

海外取引所では、Binance(バイナンス)Bittrex(ビットレックス)などでも購入することができます。

NEMの特徴

NEMの特徴として次のようなものが挙げられます。

  • PoI(Proof of Importance)
    PoI(Proof of Importance)は、前述した通りNEM独自のコンセンサスアルゴリズムになります。
    PoIの仕組みは、通貨を保有する人の中でネットワークに対する「Importance(重要度)」が高い方がハーベスティング(収穫)できる仕組みになっています。
    このハーベスティングとは、Bitcoin(ビットコイン)でいう承認作業のマイニング(採掘)にあたり、マイニングがコンピューターによる計算で掘り当てて報酬を得るのに対し、ハーベスティングは「通貨の保有量」や「取引量」、「取引回数」等の複数の項目から判断されて報酬を得ます。
    このNEM独自のコンセンサスアルゴリズムを採用しているおかげで、Bitcoin に使用されているPoWで問題となっている電力や承認時間、富の分配等の問題を解決しました。
    そのためNEMのネットワークに貢献した人は、誰でもハーベスティングによる報酬を得るチャンスを手に入れることができるのです。
  • ハーベスト
    NEMのハーベストとは、前述のハーベスティングと同じでPoIによる承認作業で報酬を得ることです。
    先ほどお伝えした通り富の分配により、「通貨の保有量」や「取引量」、「取引回数」等の複数の項目から判断して報酬を与えていますので、Bitcoinのマイニングよりも参入しやすいといえるでしょう。
    ここではハーベスト自体の仕組みを紹介していきたいと思います。
    まずハーベストを実行するには取引所などで購入したNEMを公式ウォレットの「Nano Wallet(ナノウォレット)」に移動させます。
    この時のNEMは、最低でも10,000XEM所持しておく必要があり、通貨の量が多ければ多いほど報酬を受け取れる確率が上がります。
    ハーベスティングで獲得できるNEMの数はそれほど多くはありませんが、上記の条件を満たしておくだけで自動で報酬が支払われるといった手軽さから多くのユーザが利用しています。
  • アポスティーユ
    アポスティーユ(Apostille)とは、NEMのブロックチェーン技術を使用して公証を作ることができるサービスをいいます。
    アポスティーユを利用することで、本来紙ベースで作られていた公証をデジタルベースで作成可能となりました。
    もちろんデジタルベースで公証を作成することできるので、データが改ざんされたとしても直ぐに登録した内容を確認すれば相違点に気づくことができますし、データ管理にかかる費用も大幅に削減することができるでしょう。
    今後このアポスティーユが不動産登記や戸籍、印鑑証明などで使用される日も近いかもしれません。

NEM Catapult(ネムカタパルト)は期待のコア技術

NEM Catapult(ネムカタパルト)は、NEMの次世代コア技術となっています。

元々は2018年にローンチされる予定だったのですが、先日の3月30日にNEM.io財団からNEMの次期バージョンであるNEM Catapultのロードマップを正式発表いたしました。

このブロックチェーンを使用すれば、証券取引や金融サービス、リテール販売、サプライチェーン、投票などの様々なビジネスシーンに活用することが可能です。

NEM Catapultの具体的な内容としましては、これまでのトランザクション処理の高速化やスケーラビリティ問題の改善、承認プロセスの改善などに対応するための多くの機能が追加されることになるでしょう。

実際のローンチにつきましては、2019年8月~11月頃を予定しているそうなので、今後の動向から目が離せません。

NEMの将来性とは

NEMは、基本的な特徴として独自のコンセンサスアルゴリズム「PoI」を採用し、Bitcoin等の仮想通貨との差別化を図ってきました。

さらに今回のNEM Catapultのロードマップ発表に加えて、3月9日にNEM.io財団による新体制の運営資金として2500万XEM(1億2500万円相当)の資金調達を完了したと発表しました。

このように様々な良いニュースも多い中、ここ数カ月価格も高騰してきていますので今後のNEMの発展とユースケース拡大へ期待です。