Tezos(テゾス) の特徴|基本情報、購入方法、将来性とは

Tezos(テゾス) の特徴|基本情報、購入方法、将来性とは

Tezos(テゾス)は、時価総額ランキング16位のアルトコインの一つです。(2019年5月15日時点)

Tezosは、「Ethereum (イーサリアム)」でもお馴染みの「スマートコントラクト(自動契約)」を実装することができるプラットフォームとして開発されました。

さらに、「Ethereum」や「Bitcoin(ビットコイン)」の弱点とされてきた「スケーラビリティ問題」、「ハードフォーク問題」を解決することを目的としています。

この記事では、Tezosの基本的な特徴をまとめます。

Tezos(テゾス)の基本情報

通貨名(単位) Tezos(XTZ)
公開日 2018年12月
総発行枚数 794,001,683 XTZ(2019年5月15日時点)
コンセンサスアルゴリズム LPOS(Liquid Proof of Stake)

Tezosの通貨単位はXTZで、公開日が2018年12月となっています。

総発行枚数は794,001,683 XTZ(2019年5月15日時点)となっており、コンセンサスアルゴリズムには「LPOS(Liquid Proof of Stake)」が採用されています。

「LPOS」は、「EOS(イオス)」などに採用されているコンセンサスアルゴリズム「DPOS(Delegated Proof of Stake)」と混同されて捉えられますが、「DPOS」よりも分散化された承認方法となっており、誰でも承認者になることが可能です。

また、Tezosのスマートコントラクトには「Michelson(マイケルソン)」といったドメイン固有の言語が使用されており、プログラミング言語には汎用的な「OCAML」が採用さています。

この2つの言語は、どちらも安全性を重視したものとなっていますので、安心してスマートコントラクトを使用することができます。

Tezos(テゾス)の購入

現在Tezosは、金融庁に認可された日本国内の仮想通貨取引所には上場していませんので、購入することができません。(2019年5月15日時点)

ただし、海外取引所の「BitMax(ビットマックス)」や「Gate.io(ゲート)」であれば、基軸通貨である「BTC(ビットコイン)」や「ETH(イーサリアム)」を送金することで購入可能です。

Tezos(テゾス)の特徴

Tezosの主な特徴としましては、次のようなものが挙げられます。

  • 自動改訂
    Tezosは、自動改訂によってブロックチェーンをハードフォーク(分裂)させることなくアップデートさせることが可能です。
    従来のブロックチェーンでは、新機能を追加させるためのアップデートを行うためにハードフォークといった選択を余儀なくされており、分裂後の通貨の価値が下がるなどのデメリットが発生していました。
    しかし、Tezosではこの自動改訂といった機能を備えているため、通貨が分裂することなく新機能を追加させることができるのです。
  • オンチェーンガバナンス
    オンチェーンガバナンスとは、前述の自動改訂がコードによって規定された条件に基づいて行われる仕組みのことをいいます。
    このコードによって規定された条件とは投票のことを指し、Tezosを保有しているユーザに基づいて自動改訂の内容が決定するということです。
    つまり、他のブロックチェーンよりも更に分権的な運営が可能となり、公平性や透明性が高くなりました。
  • Formal Verification(フォーマル・ヴァリフィケーション)
    Formal Verification(フォーマル・ヴァリフィケーション)とは「形式的検証」とも呼ばれ、スマートコントラクトのコードが正しいのかどうか数学的に解説して証明することをいいます。
    また、反対に正しくないことも証明することができるので、スマートコントラクトでの不正取引も防ぐことが可能です。
    Formal Verificationは、ソフトウェア製品の検証にも利用されている方法で、このシステムが採用されていることによってTezosのセキュリティが高まっています。

Tezos(テゾス)の訴訟問題

Tezosは、過去にトークン発行による資金調達「ICO」によって約260億円相当の資金調達を成功させています。

その後Tezosは財団の会長「ヨハン・ガーヴァース氏」と、開発者である「キャスリーン・ブライトマン氏」夫妻が対立し、内紛が起きてしまいました。

この内紛から資金調達後にTezosのプラットフォーム立ち上げが無期限で延期され、トークンが一時配布されないといった事態に見舞われました。

そこで、「ICO」に出資した多くの投資家が「TezosのICOは詐欺だ!」と調査及び集団提訴を起こしたのです。

集団提訴の後、2018年8月に支払い請求が裁判所で正式に却下される形で収束となりました。

その後Tezos財団は、2018年9月にメインネット立ち上げを発表し、無事ローンチとなりました。

Tezos(テゾス)の将来性とは

Tezosは、「Ethereum」や「Bitcoin」の弱点とされている「スケーラビリティ問題」や「ハードフォーク問題」を解決した新しい分散型イノベーションとして期待されています。

過去には、財団と開発者の内紛から訴訟にまで発展してしまったといった過去がありますが、現在では体制を立て直して更なる開発も進んでいます。

また、実際にDAppsのプラットフォームとしても期待でき、これからのユースケース拡大に要注目といえるでしょう。