令和から始める仮想通貨|仮想通貨業界拡大のポイント|マネックスオンラインセミナーレポート
4月24日にマネックス証券は「令和から始める仮想通貨~現状と今後の見通し~」と題してオンラインセミナーを開催しました。本記事は動画をじっくりみる時間はないが興味のある方や、セミナーの備忘録の役割としてオンラインセミナーの要約を行いレポートにしたもので、「Section2:投資家の期待と不安」の続きになります。
Section3:仮想通貨業界拡大のポイント
Section3は仮想通貨業界拡大のポイントについてで、実際にどういったものにブロックチェーンが使用されているかということと、急速にその活用事例が増えていることを実例とともに解説しました。
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次に金融システムへの活用事例も挙げ、「安くて速い」特徴からコストや時間のかかる海外送金が非常に低コストかつ短時間で行えることや、実際に実験されていることを説明しました。
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そして日本ではあまりピンとこないですが、世界では毎日数台ずつ仮想通貨ATMは増え続けており、日本では対照的に5台しかないことを述べています。
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また世界各国では仮想通貨に関する商品が続々と増えていることにも言及しました。
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さらに政府もデジタル通貨活用に動いていることにも触れ、通貨の効率性を考えた時に電子化することが優先されると考えているとのことです。
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問題点である価格変動もステーブルコインにおいては解消され、実際に現場で使われつつあり、電子的な通貨がよりマッチするところでは確実に利用が増えていることも述べています。
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そして、ファンやコミュニティで独自のコインを発行して利用する動きがある点も具体例と共に挙げられています。
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さらに新しい内容の仮想通貨として、現在日本では発行例がないが海外では多くの事例のあるSTOについての説明が行われました。STOの特徴として投資家への分配金(年率約8%)のものが例として挙げらています。
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そして最後のポイントとして、一番問題と考えているのは不正取引についてで、実際にこれまでの仮想通貨の大きな仮想通貨価格の下落はハッキングに起因することを理由として説明しています。
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一方、最近のケースでは被害も小口化していることを被害例を取り上げて説明しています。
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そして現在では様々な対策が行われており、ウォレット管理の徹底や取引所自体の改善、そして分散型取引所DEXの登場を具体例として挙げています。
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まとめとして、仮想通貨は2009年以降拡大してきた市場であることと、年初からBitcoinの価格が53%も上昇したことで改めて認知度が大きくなっていることを説明しました。
しかし短期的な利益を狙った売買はまだリスクが大きいことを述べており、6月に行われるG20で仮想通貨の規制がどうなるかや、延期になっているアメリカのBitcoinのETF承認によって価格変動のリスクが大きくなるであろうことを述べています。
一方で、長期的に見ると過去のトレンドから見ても下方リスクも限定的であり、セミナーの冒頭でも述べたように比較的メジャーなコインである3銘柄(BTC, ETH, XRP)が保有に適しているとの見解を示しています。
そして復活の鍵は実用性と将来性がポイントになるとのことで、今後の実用例として地方創生の資金調達などの手段として使用される可能性が挙げられています。
そして最後にマネックスポイントが仮想通貨に交換できるようになったことは、少額で低リスクな仮想通貨投資を始めるきっかけとして利用できることを説明し締めくくられました。
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