OKEx(オーケーイーエックス)のIEOトークン販売ルールが決定|OK Jumpstart
中国の大手仮想通貨取引所であるOKEx(オーケーイーエックス)は、IEO(Initial Exchange Offering)の販売プラットフォームであるOK Jumpstart(オーケージャンプスタート)における、トークン販売のルールを発表しました。
OK Jumpstartにおけるルールでは、OKExの取引所トークンであるOKB(オーケービー)の保有量に応じた分配係数を用いた方式で、事前の告知の通り購入時に使用できる通貨はOKBのみになります。
分配係数は0~5の6段階存在し、係数が0だと購入の権利がなく、最大の係数は5です。ユーザは最大の係数を獲得するには、トークンセールの開始前の7日間に毎日OKBの保有枚数がカウントされ、7日間のカウントの総保有量が、17500枚以上のOKBだった場合、最大の係数5となります。
保有の仕方は様々で、7日間の間2500枚のOKBを保有し続けて総保有量を17500枚にすることも可能ですし、途中までが0でも最終日に17500枚保有しておけば最大の分配係数になります。
7日間の総保有OKB数 | 分配係数 |
0~3499 | 0 |
3500~6999 | 1 |
7000~10499 | 2 |
10500~13999 | 3 |
14000~17499 | 4 |
17500~ | 5 |
※7日目の保有量はスナップショットのタイミングで確定しますが、それ以前の日程ではスナップショットが取られてから翌日までの間の最小の保有枚数がカウントされる点には注意が必要です。
分配係数が決定したあとは、公式に具体例が載っているようにトークンの購入できる枚数が確定します。
OK Jumpstartのトークン販売数が300枚で、トークン購入希望者がA,B,C,Dと存在していたとしてOKBの7日間の総保有量が次の通りだったと仮定します。
- A – 5,000 OKB
- B – 10,000 OKB
- C – 18,000 OKB
- D – 1000 OKB
この総保有量だと、それぞれの分配係数は1、2、5、0となりユーザDには購入権利がありません。
ユーザーA、B、Cの購入希望のトークン数がそれぞれ800、300、400トークンであるとしたら、合計の購入希望トークン数が1500枚なので、トークンの販売数を上回っています。
この時、ユーザA,B,Cのトークンの希望枚数に対応する量のOKBがロックされ、次の計算式でトークンはOKBと引き換えにユーザA,B,Cに販売されます。
このように分配係数と購入希望枚数に応じてOK Jumpstartでトークンは販売されます。