取引所間の仮想通貨の送金について解説|IEOに参加したい初心者も必見
2019年1月から仮想通貨に詳しい方の中ではIEO(Initial Exchange Offering)と言うトークン販売プラットフォームの盛り上がりがあり、一方で新しく仮想通貨に投資を始められた方や以前投資されていて仮想通貨市場に戻られた方も多いのではないかと思います。
この記事ではIEOへの参加や日本では取り扱いのない銘柄を購入する為に必要な国内の取引所から国外の取引所へ送金する方法を解説します。サンプルとしてZaifからIDAXへの送金方法を紹介していますが、基本的にはどの取引所も同じように送金可能です。
~初心者向け解説~
〇〇という仮想通貨を購入したい!だけど今の取引所では扱っていなくて海外の取引所で購入しなきゃいけない!だけど、日本円(JPY)では購入できない!
〇〇取引所で行われるIEOに参加してみたいけど、その取引所に仮想通貨を預けていない!
こんな時に利用するのが送金機能です。
その他にも個人間で、友人に仮想通貨をあげたいというような場合にも使えます。
法定通貨と比較したときの仮想通貨送金のメリット
- 送金にかかる時間が圧倒的に短い
- 手数料が安い
送金手順
取引所間の送金手順はどこの取引所でも基本的な流れは同じです。
今回は送金元:Zaif 送金先:IDAX 送金通貨:イーサリアムを例に2ステップで解説していきます。
- 送金先アドレスの取得
- 送金元で必要事項(送金先アドレス、仮想通貨の種類、送金金額等)の入力
まず送金先のIDAXのアカウントにログインします。
続いて、「Balances(残高)」の中の「Deposit(預入)」をクリックします。
すると、下のようなDeposit画面が開きます。
この緑枠内で、送金したい仮想通貨の種類を選択します。今回はイーサリアム(ETH)
すると、赤枠内のYour deposit address内に送金先のアドレスが表示されるのでCopyをクリック。これで①の送金先アドレスの取得は完了です。
今度は送金元のZaifのアカウントにログインします。
続いて、「¥入出金と履歴」をクリックします。
今回はイーサリアム(ETH)を送金するので、右のスクロールボタンを押し、ETHを選択します。そして、すぐ下の出金ボタンをクリック。
すると上のような画面が現れるのでオレンジの枠内を入力していきます。
出金アドレスには先ほど①でCopyしたアドレスを貼り付けます。
出金金額には送金金額を入力します。
出金には手数料がかかるため、送金最大額は手持ちの金額から手数料を引いた金額となります。Zaifの場合手数料は0.01ETHなので、手持ちが10ETHの場合は送金できる最大額は9.99ETHとなります。
最後に、2段階認証トークンを設定している場合は入力します。
(Google Authenticatorを開き、表示されている数字を入力します。)
入力項目に間違いがないことをよく確認したうえで、出金をクリックして完了となります。
出金アドレスを間違えて送金すると、仮想通貨が返還されない場合があるので注意してください。
速いと送金完了まで10分程度、送金先の口座に反映されるまでに5分程度かかります。
遅いと(混雑している場合)、半日程度かかる場合があります。
送金が成功すると、送金元のZaif、送金先のIDAXには以下のように表示されます。
これで送金完了となります。
送金完了すると取引所で取り扱いのあるアルトコインの購入や、KYC(顧客確認)を行いIEOへ参加することが可能になります。