Suica(スイカ)等に仮想通貨でチャージできるサービスが検討

JR東日本は、発行しているICカードSuica(スイカ)などの電子マネーに仮想通貨でチャージできる国内初のサービスを検討されていることが報道で分かりました。

同社は先日、仮想通貨交換業の登録されたことが報じられたディーカレットという仮想通貨の交換業者にも出資をしています。

SuicaはJRの交通料金の支払いだけでなく、駅付近の店舗や各コンビニなどでの支払も可能で、もし仮想通貨からチャージが可能になると今は決済手段として用いられることの少ない仮想通貨もSuicaを介した間接的な決済として様々用途で利用されることとなります。

またJR東日本は、みずほ銀行が提供する銀行系デジタル通貨プラットフォーム「J-Coin Pay」から、JR 東日本が提供する「Suica アプリケーション」へ、デジタル通貨よりチャージを行う実証実験の実施について、合意したことを発表しています。

J-Coinはブロックチェーン技術を用いた円にペッグ(連動)したステーブルコインにあたるものです。キャッシュレス化の波に伴い、Suicaでの支払いとブロックチェーン技術は確実に親和性を高めようとしている段階であるといえるでしょう。